「またか……」
PDFを開くたび、あるいは資料をまとめるたびに、溜息をついていませんか?
Webマーケターやブログ運営をしていると、毎日PDFや画像ファイルを扱う機会が本当に多いですよね。特にPDFの向きがバラバラだったり、一部のページだけ回転させたい時、専用ソフトを立ち上げるのって地味に時間がかかるし、無料ツールを使おうとしても怪しげな広告だらけ……。
そんな「地味なストレス」が積み重なり、ついに決心しました。
「自分で作っちゃえばいいんじゃないか?」と。
プログラミングの知識はほぼゼロです。でも、今やAIという強力な相棒がいます。
今回はAIと対話しながら、「PDF回転ツール」を爆速で開発した裏側を、失敗談も交えてシェアしたいと思います。
「こんなの出来る?」から始まった開発
開発と言っても、難しいことは何もしていません。
作業は、AIに対して「やりたいこと」を正直に伝えるだけです。
「PDFを回転させるツールって作れる?」
そう投げかけたのが全ての始まりでした。
するとAIは驚くほどスムーズにコードを提案してくれました。
正直、これには拍子抜けしました…
複雑な設定や環境構築を調べる前に、動くものがいきなり目の前に現れたんです。
最初のバージョンは、PDFを一括で回転させるシンプルなものでした。
これだけでも十分便利でしたが、ある日ユーザーの方からこんなリクエストをいただきました。
「ページごとに個別に回転させたい」
正直、少し難しそうだな……と一瞬思いましたが、言われた通りAIに「こういう機能を追加したい」と伝えてみました。
すると、AIは一発回答で修正コードを出してくれたんです。
この「修正があっという間に終わる」という体験こそ、AI開発の最大の醍醐味かもしれません。
挫折の種は「Tailwind CSS」?
もちろん、すべてが順風満帆だったわけではありません。
特に苦労したのは「見た目の調整」でした。
AIはプログラミングが得意なので、デフォルトだと「Tailwind CSS」という非常に強力なデザイン道具箱を使ってコードを書こうとします。
確かに便利ではあるのですが、これをそのままWordPressのような既存サイトに埋め込むと、テーマ側の設定と喧嘩してレイアウトが派手に崩れてしまうんです。
原因は、AIが生成した強力なデザインルール(Tailwind)が、サイトが元々持っているデザインルールを上書きして暴れてしまうことにありました。
「あれ、なんで画像が画面からはみ出してるの?」
「ボタンの形が崩れてる!」
何度もそんな現象に悩まされました。
AIに「Tailwindは禁止!」と命じても、またTailwindで出力してくる……
なんていう「AIとのプロレス」も何度も経験しました。
そんなトラブルを解決してくれたのが「Vanilla CSS」への切り替えです。
余計な味付けをせず、素のCSSだけでデザインを記述するように指示を変えたところ、WordPress上でもピタッとレイアウトが収まるようになりました。
もし同じように、AIとツールを作っていて「デザインが崩れる!」と頭を抱えている方がいたら、まずは「Vanilla CSS(素のCSS)で書いて」と指示してみてください。
これだけで解決することも多いはずです。
実務で使うからこそ「価値」が生まれる
今回開発したPDF回転ツールは、正直言って「単機能」です。多機能な有料ソフトには敵いません。
でも、だからこそいいんです。
毎日業務で使うツールだからこそ、余計なメニューは一切いらない。
自分が「今この瞬間にやりたいこと」だけを、パッとできる。
このシンプルさこそが、実務を回す上での最強の武器になります。
ユーザーの声を聞き、それをAIと一緒に修正し、また自分の業務が楽になる。
このサイクルを回しているうちに、「エンジニアじゃないから無理」という壁は、いつの間にか消えていました。
AIは「実務の最強の武器」になる
「エンジニアじゃないし、実績もない」
もしあなたがそう思って業務効率化を諦めているなら、それは非常にもったいないことです。
プログラミングの知識がなくても、AIに「やりたいこと」を具体的に相談し、エラーが出たら「ここが崩れたから直して」と正直に伝える。この繰り返しの先に、あなたの業務を劇
的に変える「あなた専用のツール」が必ず生まれます。今回作成したPDF回転ツールも、そんな「自分の不便を解消したい」という一心で生まれました。もし同じようにPDFの向きでイライラしている方がいたら、ぜひ使ってみてください。
今回作成したツールは、こちらから無料で使えます!
「次はどんなツールを作ろうか」
今は毎日そんなことばかり考えられるようになりました。
また何か業務の「小さな不便」を見つけたら、AIと対話しながら解決して、その過程をここで共有していきますね。
あなたの毎日のPC作業が、少しでも快適になりますように。


